自閉症スペクトラム障害(ASD)とは

こんにちは! 小川です。

アスペルガーを紹介します。

知的な遅れや言葉の遅れがない軽度なASDをアスペルガー症候群と呼ばれています。

幼児期は人間関係が複雑でないため特性が目立たないです。

大人から社会での順応さが複雑さを増し、付いていけなくなります。

そして、生きづらさやうつを抱えて生きていく人もいます。

 

発達障害の原因

脳や中枢神経の障害です。

感覚器官から受け取った情報を処理し、それに応じた指令を全身に送る働きがあります。

発達障害がある人はこの機能に問題がある為、物の見方や捉え方など認知がズレたりして、刺激(情報)の受け取り方自体が違い、生活・学習面で問題が生じます。

 

自閉症スペクトラム障害(ASD)の基本的な3つの特性

1 人との関わり方が苦手

社会的なやり取りの障害
  • 人と目を合わさない
  • 名前を呼ばれても反応しない
  • 相手や状況に合わせた行動が苦手
  • 自己主張が強く一方的な行動が目立つ
  • 自分がわかっていることは説明しない
  • 相手に合わせて行動することが出来ない
  • ひとりでもさみしがったりしない

他人への関心が薄く、人への愛着が少ないので、他人の心の動きがわからなかったり、相手の気持ちを推し量り、先回りして行動したりすることが出来ません。

周囲には自分勝手な人間だと思われがちだが、本人は何がいけなかったのか理解できないのです。人への想像力が欠けていることが大きな原因です。

本人の悩み
  • なんで友達ができないんだろう
  • 国語の「読解力問題」って全然わからない
  • まわりに無視されるのはどうしてだろう
  • なんであの人はあんなに怒っているんだろう

 

2 会話が苦手・うまくとれない

コミュニケーションの障害
  • 言葉の遅れ
  • 言われた言葉をそのまま繰り返す(オウム返し)
  • 「いってらっしゃい」「ただいま」など方向性のある言葉を間違う
  • 相手の表情から気持ちを読み取れない
  • たとえ話を理解することが苦手

アスペルガーは言葉の遅れやオウム返しの症状はみれません。

相手の表情から気持ちをくみ取るのが難しいと感じ、「空気を読む」がよく理解できません。

暗黙のルールや阿吽の呼吸は成長段階でいくらか学べますが、健常者比べ時間が掛かります。

あいまいな質問や表現は相手の本心が何を述べたいのか分からず、答えに戸惑ってしまいます。

本人の悩み
  • 「失礼だ」と言われたけど、どうして?
  • (相手の)言っている意味が分からない
  • 「適当に」ってどのくらいの量、時間なのかな
  • なぜ怒られているのか、わからない

 

3 想像力が乏しい・こだわりがある

こだわり行動
 

  • 言われたことを表面的に受け取りやすい
  • 自分だけのルールにこだわる
  • 決まった順序や道順にこだわる
  • 急に予定が変わるとパニックをおこす
  • 過去のことに捉われその通りにしないと気が収まらない
  • 気になることを何度もしつこく繰り返す

強いこだわりは生活の中で大きな支障をひたすことがあります。

自閉症スペクトラム障害がある人は想像力が働きにくく、変化に大きな不安を感じます。あらかじめ決めた予定や「いつもと同じ」行動すれば良いと思うことで不安が解消され、安心して行動できます。

マイペースの行動が妨げられたときには苛立ったり、怒ったりし感情を露わにします。または無言・無表情・無反応になったりコミュニケーションが取れなくなったりします。

どちらも、理解不能の状態に直面して脳が混乱し、抜けだそうともがいている症状です。

本人の悩み
  • 納得できないことやメリットのないことはできないと思ってしまう
  • 同時に2~3のことをするなんてできない
  • 「自分のことばかり」と言われるけど、言っている意味が分からない
  • 順番通り、予定通りにしようとして効率が悪いって言われる

 

4 感覚器が鋭すぎる

こだわり行動
 

  • 突然の大きな物音が苦手
  • 痛みに敏感
  • 話し声が雑音に感じる
  • 音、光、匂いなどがとても気になる

感覚は眼に見えないので仁鶴が難しく本人は「人はこのように感じるもんなんだな」と思い込んでいます。

 

本人の悩み
  • 日光が眩しすぎる
  • 顔を見て話していると表情ばかり気になって内容が入ってこない
  • セーターの毛がチクチクして服が着れない
  • 香水や花の匂いがきつすぎて嫌悪感になる
  • 人が多い場所では話が入ってこない

 

アスペルガー症候群のおもな特性

対人行動

相手の気持ちや状況を考えられず、マイペース。

思いついたことを一方的に口に出し、周囲から勝手だと思われやすい。 

言葉の発達

言葉の遅れはない。子供の頃から難しい言葉を使いたがり、大人びた言い方をする。

冗談はわかるが、皮肉は理解しずらい。 

こだわり行動

気になることがあると、繰り返し言う。パターン化した言動が多い。

自分ルールを他人にも強要する。融通の利かなさが目立つ。

 

大人の発達障害の困難さ

医学的要因

現状では、大人の発達障害を診断できる精神科医は多くいません。

もしできたとしても診断結果にばらつきがあり、レベルが様々だそうです。

特に大人の発達障害について歴史が浅いため、小児科で成人を診断する診療所もあるそうです。

薬物療法がある程度確立されているのはADHDだけで、さまざまな心理的な問題などはまだ十分に理解されていません。

 

社会的要因

ADHDやASDは躁うつ病、うつ病の合併率が高いとされています。

第一次産業(農業、林業、漁業など)が主流だった時代は発達障害の認識もなっかたが、個別対応が今よりも行われていたりしていました。

昨今、組織的な仕組みで従事しています。情報量の増加と時間管理の厳密化により企業側にも余裕がなくなり個別対応が出来なくなっています。

かぎられた時間の中で情報を正確に処理できる、周りの空気が読める、ミスが少ないという人が求められています。

発達障害者は心の余裕が減り、現代社会で生きづらくなっています。

 

自分の特性とうまく付き合う

特性を理解し受け入れる

オレは大人の発達障害を治す治さないで測る必要はないと思っています。

1つの個性と捉えて、「これが俺だ」と肯定することが重要だと思っています。

 

「もっと身を削って努力をしよう」「もっと(精神的に)頑張ろう」と生きづらさを克服しようとしなくて良いのです。 それは個性を否定しているのと同等で、よって「自己」を否定してしまっています。「自己」を認められないと、何を基準にすればよいのか不明感だけが残ります。

まず自分は「何」と競わせて、比べて、争わせて、張り合ったりしている』のかを洞察してみましょう?

「何」はどんなものでしょうか?

  • 世間でしょうか。
  • 常識でしょうか。
  • 多数派でしょうか。
  • 古参だからでしょうか。

 

その「何」は正しいのでしょうか。あなたは「何」を解明しようとしないで「自分が間違っている」はずと判断することで安易に結果を求めています。

それは苦しさ、苦悩から早く逃れたくなってしまう脳の性質上が発生しています。

 

あなたは「何」を排除しようとしなくていいのです。

あなたが思ったその「何」を受容し、すばらしい「特性」と肯定してあげればいいのです。

 

初めは受容、肯定することは難しいです。また、今までのクセで脳が拒否反応を示しますが「脳にはそういう性質がある」と思って共存してください。

その性質とは死ぬまでお付き合いをしていきます。いなくなることはありません。

なら、「生涯のパートナーだ』と見定め、早く仲良くすることのが懸命だし、楽しい人生になる第一歩です。

 

オレの場合

大人になって鈍感になったのもあるが、幼少期は今思うとひどいと思います。

  • 日光が眩しすぎて、俺以外の家族は問題ない様子
  • セーターの毛が肌に触れて、チクチク痛い
  • 肘の肌がぶよぶよしている
  • 匂いと音に敏感
  • 着色料の強い味は喉が痛くなる
  • 人の輪に入って会話が苦手
  • 基本通りしないと気になってしまう
  • 順序通り分析や思考回路でしないと腑に落ちない
  • 自分ルールにこだわってしまう
  • あいまいがよくわからない
  • 明確な数値や言葉じゃないと安心できない
  • 自分では気持ちを表しているつもりなのに、相手に伝わっていない
  • 相手がわからないことがわからなかったりする

 

他人と比べたら「そりゃ、同じことなんてないよ」と思っていたけど、やっぱりおかしいと感じていました。

知的に遅れていない自閉症スペクトラム障害のアスペルガーを知ってから、自分の感覚がある意味「ズレ」ていることが正しい認識なんだと知ってからとても安心できました。

 

オレは「普通」になれる為にたくさんの時間を使ってきたけど、一向に「普通」なれない苛立ちばかりが募っていた時期でもあったので、要因がわかってよかったです。

 

あ~でもない、こ~でもないと自分を素直に受け入れていないと、どうしても自己否定や承認なんてできないし、変わるきっかけも見過ごしてしまうと思うんです。

そのきっかけになったのが、コーチングで言う「セルフトーク」で自己の発言や胸中、本心を洞察する行為を差します。

アスペルガーは認知の「ズレ」、ゆがみは今の自分と一生付き合うものです。 ズレを受け入れないよりか受け入れて、これからの人生を楽しもうと思ったほうが絶対いいです。「認知にズレがある」に焦点を合わせるのではなく、「ズレ」があるがそれがどうした、問題でもあるんかくらいの意気込みでいいんじゃないかと決めたことで気が楽になりました。

これを読んでいるあなたもアスペルガーなら自分の「こだわり」と付き合うのに疲れてしまっていると思うんですよ。上記を読んで「そうか、そうしてみよう」と簡単にできるなら迷わないし、悩まないことの気持ちも分かります。でも、それを見越したうえで自分の中を「洞察」して、焦点をずらしていってほしいです。

あなたはすでに「新しい自分」を受け入れる準備は整っています。

最後まで読んで頂きありがとうございます。